びっくりヨーロッパツアー モンサンミッシェル編その1
「ストライキはストライクとは違うのである」
by Tacker
観光地には、
”いつ行ってもそれなりの迫力を見せ付けてくれるもの”
と
”ある限定条件下ではたとえようも無く美しいが普段はそうでもない”
ってところがあると思っています。
近年流行の”竹田城”もそうで、あんなとこ昔から知ってる私にとっては普段はただ殺風景なだけの場所でしかない。
雲海が出るときは素晴らしいが、それを見ようと思ったらかなりの苦労が必要になる。
モンサンミッシェルもそういう場所だと思っていた。
この地を撮影した画像には神秘的なものも多くて素晴らしいと思うが、普通に観光に行っても絶対こんなの撮れないよ、って思ってました。
つまりですね、何が言いたいかって。
「一日フランス観光つぶしてまで行くようなとこか?」
ま、そんなわけで、スタートしましょう。
(やる気なし)
まずは腹ごしらえ。
飯が食いにくいと思うんですよね。こういう衣装って。こぼすんじゃないかといつもコチラがハラハラします。本人はそ知らぬ顔で食べてる。
フランスで泊まったホテル「PULMAN PARIS LA DEFENSE(プルマン パリ ラ デファンス)」近代的なホテルでとってもきれい。今回のツアーの中で一番良かったかな。
車窓から。いよいよ見えてきました。
どどーん。大天使山。工事中。
画像は晴れてますがこれは実は帰りがけで、着いてからはずーっと曇ってました。
天使の山で天使ちゃんとツーショット。
実はこれに先立って、珍しくTackerが外人さんに写真を一緒に撮ってくれ、とせがまれました。日本の伝統衣装を着ていたからなんですが、撮られなれてるKiraraと違ってどんな顔していいか分からず、顔カッチカチになってました。
っと、ここでとんでもない事実が判明。
寺院内部には入れなくなってしまいました。
かなり朝早く出発していて、ストライキが発表された時間は引き返せないところまでバスが来ていた時だったので行くしかなかった。
一応、入場料の返金はあったけどそういう問題でもない。
「スリとストライキはヨーロッパの華」と誰が言ったか言わないか。
うわさには聞いていたけど、ほんとこっちの労働者は権利意識が高いのねえ。
Kiraraは現実を受け入れられないのか呆然としてました。
寺院内部には入れないけど、その周りの商店街には行くことが出来る。
仕方が無いので、
「モンサンミッシェル周辺ツアー」
に変更です。
入り口付近。
右にはなぜか日本語で「セントジェームス」
ひょうっとしてここはフランスではなくて、日本のモンサンミッシェルのテーマパークどゎったか?
刀剣のおみやげ屋さん。なんかちょっと本気でグリフィスっぽいんですが。
本当はここから内部に入るみたいなんですが、門が堅く閉じられたまま。
仕方が無いので折り返す。
行くあての無い人たちが右往左往。
海はすっかり潮が引いておりました。なんか汚い。
お土産通りを上から。
その胸に光るのは、まさか真紅のベヘリット?
そうか、そういうカラクリか!
ねえさん、なんか凛々しいっすなあ。
ちょっと長くなるので、今回はここまで。
次回は後編でーす。