びっくりヨーロッパツアー ルーヴル美術館編
「モナリザは~君のほほえみ~♪」
by レオナルド・ダ・Tacker
こう見えて美術品や工芸品を見るのは大好きなんです。
本音を言えば、お城とか観光地なんかどうでもよくって、フランスに来たなら一日中美術館巡りしてたっていいくらい。なんせ、ルーブルにオルセー、国立近代、ピカソにオランジュリー…etc。美術館がてんこもり。
よだれがでそうです。
ところが、
「ルーブルは半日あれば十分よね」
というKiraraからしてみれば、美術品も観光地の風景と同じで一緒に記念撮影ができればそれでいいようです。
Tackerさんとしては、写真撮ってる暇があったらゆっくり鑑賞したいのだけれど、妻に逆らえるはずも無く。
そんなわけでルーブル編スタート。
ちなみに、Kiraraは絵はとっても上手。Tackerさんはこの間、羊の絵を書いたら職場の同僚に、「不細工なプードルやね」
と大笑いされました。
へこんでませんよ。小さいころから絵なんてほとんど書いたこと無いですし、慣れてますよ。ええ。(ぐすん;)
やってきましたルーヴル美術館。
おお、なんかみたことあるぞ。ディアナ・ソレルさまぁ~。
それにしても、ヴェルサイユといいルーヴルといい。ちょっとでも隙間があれば装飾で埋めようとする。
これはある種の強迫症ではないのかとさえ思えてしまう。
シャルル・ルブラン。ルーブルの内装を手がけたおっちゃん。
「ナポレオンの戴冠式」
こんなにでかい絵だとは思ってもみませんでした。
「横たわるオダリスク」
今でこそ女性の裸を絵に描くことは別になんともないことですが、昔は神話の中の神々を題材にしないと許されなかったそうです。人間の裸婦を描いた時にはものすごく批判されたとか。
こんなにきれいなのにねえ。
ミロのヴィーナス。後ろから見るとものすごくたくましいお背中。Tackerは好みじゃないです。
ちなみにサモトラケのニケは修復中でした。
Kirara、そこにいるとヒドラと戦うヘラクレスにフルスイングで殴られるよ。
こ、これは。可能性の獣、ユニコーンのタペストリー。こんなところで見られるとは。
「受け止めなさい Tacker」
お土産屋さんで売ってました。
いわずと知れたモナリザ。
ルーヴルはどこに行っても人が多いのだけれどココは特別だった。
美術館の中では一眼レフでは近すぎて撮れないため(ヴィース教会でズームレンズがぶっこわれたため)小型のミラーレスを使っていたが、一応脇には抱えてました。
モナリザとなるべく近くで一緒に撮ってほしいKiraraはズンズン前に進むんですが、カメラを抱えているTackerは人垣に阻まれ立ち往生。
「なんで前に来ないのよ」
とブチ切れ寸前のKiraraなんですが、行きたくても行けないんですって。
それに、ほかの人たちと違ってこちらはモナリザと記念写真を撮ろうとしてる。そのためには人が密集している場所では不可能。近くに行けば行くほど撮れなくなる。Kiraraとの間に人が入ったら意味ないでしょ。(モナリザ撮るだけならどんだけ混んでてもいいけどさ)
そんなことが分かるはずもないKiraraはモナリザの近くで鬼の形相でこちらを睨む。
ああ、だめだよKirara。
ここは微笑む場面だよ。
痺れを切らしたkiraraが戻ってきたので、やっとこさ一枚。
なんか疲れました。
だれ?
この後、添乗員さんに導かれるまま歩いていると、知らない間に外に出てしまっていました。
二人とも「えっ?」
エジプト関係の展示物全然見てないんですが。
戻せー、中に戻せー!
といってももう後の祭り。
そもそも、飛行機の時間もあるので出発しなきゃいけない。
あーあ。短けえ夢だったなあ。
次回は総集編でーす。